2012年2月26日日曜日

最近のご相談

最近のご相談は、本当にギリギリの切羽詰まった状況での案件が多い。
ギリギリだけに選択肢も減っていくが、作業量は多くなる。。。
ご相談者は先行きが不安で何も手につかない状況。
当然、営業活動や社内のケアも不足してくる。悪循環だ。
それを解きほぐして安心してもらい、本来のあるべき姿に戻ってもらうお手伝いをするのだが、他人任せになってしまう人もいる。これがとても厄介で、助かるものも助からない。
シンドイ状況に陥った原因は自分にあると認め、割り切ること。
そこから1歩始まるのです。

2012年2月7日火曜日

会社分割と詐害行為

ここ数年の法曹界の流れとして、会社分割を活用した再生スキーム​に、詐害行為であると認める判例などが頻発している。
判例などか​ら事例をおうと、そもそもスキームが債務者の都合のいいように組​まれ、だれが見ても債権者を害しているような事例が多い。が、腹​が立つのはそういった事例を基に出た判例を根拠に、やたらめった​ら会社分割=詐害行為(悪)といった風潮がみられることだ。
特に​憤慨するのは、たらい回しにされた不良債権として何年も後になっ​て債権譲渡をうけた債権回収会社が、脅しのように詐害行為訴訟を​起こすといって、債権放棄の和解金額を値上がりさせてくるケース​。本当にたちが悪い。
しっかりとしたスキームの中で債権者への返​済についてもオープンにして、元の債権者が納得しているにもかか​わらずだから、よりたちが悪い。
うちの会社を目の敵にしている弁​護士もいるようだ。
困ったものだ。。。